パワーと性能の

向上

燃費の良さや排出ガスの少なさを理由に車のパワーと性能をあきらめるかと問われたら、たいていの消費者は声を大にして「ノー」と答えるでしょう。このことは、燃費向上や排出ガス削減にとりわけ躍起になっている自動車メーカーにとって大きな問題です。

FEVの技術者は、世界最先端の機器や試験方法など最新の設備や手法を駆使して、お客様がこの課題を解決できるようお手伝いします。また、世界各国にある技術センターでは、お客様が対象とするローカル市場の間近で支援できるよう体制を整えています。

世界をリードする

FEVの技術革新

とはいえ、課題を解決するには、設備や手法だけでは不十分です。なぜなら燃費、排出ガス、品質、コストに対する要求を満たした上で性能目標を達成するには、技術革新もまた必要だからです。FEVは30年以上にわたり、世界に先駆けて技術革新を行ってきました。イノベーションをストリートへ、これがFEVの合言葉です。

FEVが手がけた近年の技術革新の例

  • 機械式可変バルブトレイン機構
  • 電気機械式可変バルブトレイン機構
  • 新型排気タービン過給システム、新型機械式過給システム
  • 過給式直噴ガソリンエンジン、自然吸気式直噴ガソリンエンジン
  • 可変圧縮比エンジン
  • ピエゾ電気式コモンレール燃料噴射システム
  • 高出力密度の新型2ストロークエンジン
  • マイルドハイブリッド車両コンセプト、フルハイブリッド車両コンセプト(共に電気式および油圧式)

FEVではまた、燃焼方式や燃料噴射方式について研究し、ポート開発を通してエンジンの吸気を改善しています。FEVの技術者はつねに、より多くのパワーをホイールに伝えるべく、付属機器類に起因する損失を減らしたり、補機駆動装置の効率を高める方法を研究しています。また、軽量化と同時にコンポーネントの強度を高めるため、様々な強度の材料の研究も行っています。さらにFEVでは、高効率な潤滑方式や冷却方式の開発を率先して行いました。これにより、エンジン駆動時の損失を減らし性能を向上することができました。FEVでは、排出ガス後処理技術を利用した上で性能向上を実現した例をいくつも経験しています。

FEVはまた、パワートレインおよび車両のキャリブレーションや型式認定に関する専門技術で世界中に知られています。

目標

達成に向けて

FEVは、新しい技術や現行の技術、アイデアをこれまでにないやり方で活用する方法を模索し、大幅な性能向上を目指しています。FEVでは、様々な技術を駆使し、また技術開発を行って、多くの場合、燃費や、排出ガス、コスト、品質を犠牲にすることなく、希望する性能目標を達成することができます。目標を達成する方法をお探しなら、ぜひ一度FEVにご相談ください。